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全建緑陽会、春田バイパスで桜の剪定

 宮崎県県土整備部の技術系OB職員でつくる全建緑陽会(大田原宣治会長)は11月6日、西都市の国道219号春田バイパスで2020年度のボランティア美化活動を実施した。作業には、西都市の庭師二十日会(竹内勝彦会長)のメンバーを含む32人が参加。08~09年度に植樹した桜の木の手入れに汗を流した。

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 全建緑陽会は、本県の建設技術向上や事業推進等に資することを目的に設立された団体。県内各地で除草や清掃、道路・河川美化、植樹等のボランティアを展開している。18年度には宮崎県の「災害復旧エキスパート制度」の活動団体に認定され、これまでに台風や豪雨で被災した県内市町村の災害復旧を支援した。

 作業当日、全建緑陽会と西都市内の造園業者で組織する庭師二十日会の会員が、東九州自動車道・西都インターチェンジ付近の春田バイパス内に設けられた駐車帯に集合。また、宮崎県の「美しい宮崎づくり活動団体」に、庭師二十日会が登録されたことを踏まえ、一般社団法人日本造園建設業協会の後藤造園が協力した。

 作業では、庭師二十日会の指導・協力のもと、しだれ桜の剪定や傾いた支柱の修繕、施肥に協力して取り組んだほか、周辺のゴミ拾いに汗を流した。

 全建緑陽会の大田原会長は、「地元の皆様の力を借りながら、力を合わせてボランティアを行えることに感謝している」と話すとともに、「植樹や手入れをした桜が満開になり、通りがかった方々に喜んでいただければ」と期待を込めた。