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宮崎県サッシ協会、技術メンテナンス奉仕作業

 一般社団法人宮崎県サッシ協会(松下良会長)は10月12日、宮崎市立生目小学校で2020年度の「技術メンテナンス奉仕作業」を実施した。作業には、協会中央支部の会員企業から約30人が参加。経年に伴う老朽化で開閉しにくくなった窓やドアのメンテナンス作業に汗を流した。

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 協会が毎年実施しているメンテナンス奉仕作業は、30年以上前から続く主要事業の一つ。秋休み明けの登校日を前に、生徒達が安全で快適な学校生活を送ることができるよう、宮崎市内の学校施設を対象に、日頃の業務で培った技術を活かした地域貢献活動として取り組んでいる。

 作業当日は、早朝から参加者が現地に集合。挨拶で松下会長は、会員を前に作業への参加に対して感謝の意を示し、奉仕作業の意義を述べたうえで、「未来を担う子ども達が、いつも笑顔で気持ちよく学校生活が送れるよう、一丸となって今日の作業を有意義なものにしよう」と呼び掛けた。

 新型コロナウイルス感染防止対策として、参加者はマスク着用の上、検温と手指の消毒を実施。管理棟・北校舎・西校舎に分かれて作業に取り掛かった。開閉しづらくなったドアや窓の状態をチェックしながら、サッシの建付や戸車調整、クレセント錠、カギの取り替えなどを手際よく行った。

 宮崎市学校施設課の年増与一課長補佐は、学校営繕の予算が限られている中で、協会の地域貢献事業はありがたいと感謝の言葉を述べた。同校の丸尾裕校長は、「コロナ禍で大変な状況の中、老朽化する校舎のメンテナンス作業をしていただき、言葉にできない思いでいっぱい」と話した。