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現場の塗装スキルを指導 宮崎市塗装業協会

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 宮崎県立産業技術専門校高鍋校は、塗装科に通う生徒を対象とした現場見学会を25日に宮崎市内で開いた。宮崎市塗装業協会(堂地隆一会長)の会員企業が施工する外壁改修工事の現場を塗装科の生徒3人と担当教諭が訪ね、会員企業の担当者から現場で実際に行っている作業内容や注意事項等について指導を受けた。

 県立産業技術専門校は、企業の即戦力として活躍できる技術者を育成するために宮崎県が設置した公共職業能力開発施設。塗装科では毎年、インターンシップ等を通じた現場体験に取り組んでおり、塗装科主任の川崎正人教諭は「今回のように大きな現場を見て、その雰囲気を感じ取りながら多くを学んで欲しい」と話す。

 宮崎市営国富ケ丘団地で行われた見学会では、同団地の外壁改修工事を担当する▽嶋末塗装店▽東建装▽柴塗装▽押川塗装▽朝来野塗装店―の5社が生徒達を指導。嶋末武社長は、内部の状態を判断する打診棒の使い方や洗浄・下塗り・上塗りに至る工事の一連の流れ、安全対策を説明したほか、養生など作業前準備の重要性を強調した。

 見学会に参加した生徒は「塗装だけでなく作業前の工程も重要であることが分かった」「普段見ることができない現場の内部を見ることができて新鮮だった」「作業前準備から作業に至る手順などを教えてもらい勉強になった」などと話した。3人は今後、高校への進学や県内企業への入職を予定している。

 宮崎市塗装業協会の堂地会長は「学校の授業だけでは塗装の仕事すべてを学ぶことはできない。大がかりな生の現場を実際に見て、聴いて、体感してもらうことで、塗装という仕事に夢を持って入職してもらいたい」と生徒達の将来に大きな期待を寄せた。

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