平成２８年度の建設工事等基幹統計調査表彰で、宮崎市の株式会社共立電機製作所(米良充典代表取締役)、延岡市の向陽鉄工株式会社(在原利行代表取締役)、五ヶ瀬町の真野建設株式会社(真野公憲代表取締役)の３社が国土交通大臣表彰を受賞した。
国土交通省は、統計従事者の士気高揚と統計調査事務の能率増進を図るため、建設工事施工統計調査(年間完成工事高・就業者数等)や建設工事受注動態統計調査(毎月工事受注量等)の実施に際して、調査に協力的であり功績が顕著な事業者を表彰している。
選考に際しては、各種調査で多年にわたり調査票を提出した申告義務者の中から、▽所定の期限内に提出している▽内容が正確である▽社会的責任を十分自覚している―などの規定に該当する事業者を都道府県が推薦し、国土交通省が表彰者を決定する。
７日に宮崎県庁で執り行われた伝達式には、県土整備部の東憲之介部長をはじめとする幹部職員、表彰を受賞した各社の代表らがそれぞれ出席。東部長が石井啓一大臣名の感謝状を手渡し、各社の献身的な協力と功績を称えた。
東部長は祝辞の中で、地域活性化や災害時の対応等で重要な役割を果たす建設業の現状を把握する各種調査の重要性を強調。受賞した３社に対し、建設産業の健全な発展に向けた各種調査や県土整備行政に対する更なる協力を呼び掛けた。