宮崎市区域の造園関係業者約40社で構成する活動団体ひなた緑育会(増田光則代表)は、宮崎市跡江の宮崎西環状線沿で道路美化活動を行った。2日間に分けて行われた作業には総勢で約30人が参加し、環境緑地帯の除草や樹木の剪定作業に汗を流した。
ひなた緑育会は、宮崎県造園緑地協会宮崎支部と日本造園建設業協会宮崎県支部の宮崎地区会員により昨年に発足。県管理道路の環境保全活動を推進するため、宮崎土木事務所と締結した活動協定に基づき、定期的な清掃・緑化・点検作業に取り組んでいる。
11月24日と28日に行われた作業では、冬の訪れを感じさせる寒空の中、早朝から参加者が現地に集合。挨拶や作業説明の後、緑地帯を越えて道路部分にまで入り込んだブルーパシフィックや樹木の剪定、雑草の除去などに黙々と取り組んだ。
増田会長は、県民が力を合わせて美しい郷土を将来に引き継ぐことを目的に県が制定作業を進めている「美しい宮崎づくり推進条例」を引き合いに、「条例制定の趣旨に賛同し、地域の造園業者として、一県民として貢献していきたい」と意気込む。