■ 工事成績評定企業ランキングを発表
国土交通省九州地方整備局は、土木関係工事における平成30年度の工事成績評定企業ランキングと工事成績優秀企業を発表した。工事成績優秀企業には、本県から▽増田工務店(高鍋町)▽清本鉄工(延岡市)▽富岡建設(日南市)▽龍南建設(宮崎市)▽旭建設(日向市)▽山本組(高原町)―の6者を選定。7月24日に認定書授与式を行った。
工事成績評定の透明性確保や民間事業者の技術力向上を図るため、過去2箇年に完成した土木工事(港湾空港関係を覗く)の成績評定結果を踏まえ、順位付けを行う。平均点が80点以上となった企業の中から一定の基準を満たす工事成績優秀企業を選定し、中間技術検査の減免や総合評価落札方式での加点等の優遇措置を講じる。
ランキングの対象工種は、▽一般土木工事▽アスファルト舗装工事▽鋼橋上部工事▽セメント・コンクリート舗装工事▽プレストレスト・コンクリート工事▽法面処理工事▽河川しゅんせつ工事▽グラウト工事▽杭打工事▽維持修繕工事―の10工種。
トップは平均評定点82点を獲得した森部建設(福岡県)、日本ピーエス(福井県)、友岡組(大分県)の3者。県内企業では、同81点の4位に増田工務店、清本鉄工、富岡建設の3者、同80点の41位に龍南建設、旭建設、山本組、矢野建設(延岡市)、盛武組(延岡市)、竹尾組(高千穂町)、大淀開発(都城市)、志多組(宮崎市)が入った。
九州地方整備局はこのほか、港湾空港関係の工事成績評定企業ランキングも発表。トップは平均評定点80点を獲得した門司港湾建設(山口県)、白海(福岡県)、東洋建設(東京都)、博多港管理(福岡県)、みらい建設工業(東京都)、若松港湾工業(福岡県)の6者。県内企業では宮前建設(日向市)が同78点で12位となった。