宮崎県産業開発青年隊の修了生で組織する青友会の日向支部(黒木文也支部長)は6日、日向市東郷町中野原で平成28年度奉仕活動を実施した。活動には多数の支部会員が参加し、国道327号線沿いの堤防斜面に生い茂った雑草の除去作業を実施。晩秋の色濃くなる寒空の中、早朝から心地よい汗を流した。
青友会日向支部では毎年、地域貢献活動の一環として、日向市及び東臼杵管内の道路や堤防、観光地等を対象とした清掃作業に取り組んでいる。黒木支部長は、「地域に根ざす建設業としての地元貢献、建設業のイメージアップはもとより、修了生の親睦を図ることも目的の一つ」と話す。
作業当日の早朝8時、支部会員ら約30人が現地に集合。黒木支部長が作業内容や注意点を説明し、参加者は手分けして作業を開始した。刈払機を使用して堤防斜面に伸びきった雑草を除去し、熊手や素手でそれらを寄せ集めてパッカー車に収集。作業は3時間程度行われ、終了後は辺りはスッキリとしていた。
日課の散歩を行っていた地元の女性は、「伸び放題だった雑草が無くなって、歩道が明るく、歩きやすくなった。これでまた毎日の散歩が楽しくなる」と笑顔で話した。