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玉野総合コンサルが落札 宮崎市学校施設長寿命化計画

 宮崎市は4月26日、指名競争で「宮崎市学校施設長寿命化計画策定業務委託」の入札を執行。その結果、玉野総合コンサルタントが1677万6000円で落札した。市内73小中学校の校舎及び屋内運動場等(対象棟数603棟、対象面積約42万m2)を対象に、長寿命化計画を策定する。税抜の公表価格は2097万円だった。

 平成25年11月に策定した「インフラ長寿命化基本計画」に基づき、戦略的な維持管理・更新等を推進するため、現地調査等を踏まえた学校施設の現状評価を行い、ライフサイクルコストや維持保全の優先度を勘案して今後の方向性を検討し、実際の整備内容や時期、費用等の具体的な長寿命化計画を策定する。

 主な作業内容は、▽計画準備・資料収集整理▽施設の目指すべき姿の検討▽施設の老朽化状況の実態把握▽施設整備の基本的な方針等の検討▽基本的な方針等を踏まえた施設整備の水準等▽長寿命化の実施計画の検討(5年計画)▽長寿命化計画の継続的運用の検討▽報告書の作成▽打ち合わせ・協議―など。委託期間は31年3月15日まで。

*大規模盛土造成地変動予測調査は朝日航洋

 同日には指名競争で「宮崎市大規模盛土造成地変動予測調査業務委託」の入札を執行し、朝日航洋が1412万2000円で落札した。宮崎市全域(都市計画区域外を含む)を対象に、国土交通省策定の「大規模盛土造成地の滑動崩落対策推進ガイドライン及び同解説」に基づき、大規模盛土造成地における滑動崩落変動予測のための調査を行う。期間は31年3月15日まで。税抜の公表価格は1815万2000円だった。