一般社団法人宮崎県溶接協会(碕山裕和理事長)と宮崎県が主催する平成28年度「第61回宮崎県溶接技術競技会」が、11月9日に宮崎市佐土原町の宮崎県工業技術センターで開催される。地区大会を勝ち上がってきた選手がアーク溶接と半自動溶接の2部門に各20人ずつ出場し、日頃の業務で培った溶接技術を競う。
各種産業の基幹技術となる溶接技術の発展、溶接技能者の資質及び技能向上を目的として毎年開催されているもの。競技は、アーク溶接と半自動溶接の2部門で実施し、課題は薄板横向溶接と中板立向溶接の2種目とする。競技時間は電流調整やタック溶接、本溶接、材料清掃等を含めて55分。
当日10時から開会式を行い、11時から競技を開始。碕山理事長を委員長とする審査委員会が成績優秀者を決定し、来年1月18日に行う表彰式で団体賞及び個人賞の各賞を表彰する。成績優秀者10人は来年に福岡県で開催される九州大会に出場。このうち本県代表選手2人が同年の全国大会(神奈川県)に出場する。
県大会の出場選手は次のとおり(順不同、敬称略)。
▽アーク溶接=新村諒太、小野毅、西府博宣、田上祐介、長野秀樹、三原省一郎、木下敬善、黒木友和、日高勇一、長友亮平、津田朋和、柏田隆徳、大野鉄雄、倉本哲郎、前崎一史、横山英之、杉本隆俊、大平喜代春、三樹洋介、長友祥吾
▽半自動溶接=中武豊、佐藤征二、大村幸太、黒岩颯、水崎洋樹、河野和久、出水孝政、清水秀樹、櫛間政樹、岩切奨吾、池田竜斗、片桐健男、瀧口広紀、豊田將伸、中武和之、横山弘郁、畑中章宏、甲斐邦廣、山田洋平、種子田和伸。