国土交通省は、高速道路ネットワークを賢く使う取り組みの一環として、高速道路からの一時退出を可能とする実験を新たに17箇所で実施する。九州管内では、道の駅「えびの」と「彼杵の荘」を対象に、3月24日の午前0時から実験を開始する。
高速道路からの乗り降りを自由化することで、休憩施設の多元化や良好な運転環境を実現すると共に、高速道路利用者が休憩や買い物、食事、周辺の交通観光情報の入手、EVの充電など、道の駅が提供する多様なサービスを利用できる。
ETC2.0搭載車を限定に、えびのICから道の駅「えびの」、東そのぎICから道の駅「彼杵の荘」に立ち寄り後、1時間以内に同一ICから再流入して順方向に利用した場合、目的地まで高速道路を降りずに利用した場合と同じ料金に調整する。
九州管内の実施箇所は、▽九州自動車道えびのICと道の駅「えびの」(宮崎県えびの市)▽長崎自動車道東そのぎインターチェンジICと道の駅「彼杵の荘」(長崎県東彼杵郡東彼杵町)―の2箇所。
《発表資料》