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工業高校教員向け実務講習 18年度は3カ所で実施

 建設業振興基金は、工業高校の教員らを対象とする「2018年度実務施工体験研修」を全国3カ所で開く。研修は、高校教員に施工の実務を知ってもらうため、17年度に富士教育訓練センター(静岡県)で初めて開いたもの。18年度は開催地に兵庫県と福岡県を追加する。

 17年8月に富士教育訓練センターで行われた研修には、工業高校の教員6人が参加し、墨出し、配筋、型枠、型枠解体などの現場実習を受けた。

 18年度は、富士教育訓練センターで8月8日~10日、三田建設技能研修センター(兵庫県)で8月6日~8日、福岡県建設専門工事業団体連合会が福岡県中小企業振興センター(福岡県)で8月20日~22日にそれぞれ研修を開く。

 研修は10年に1度の教員免許更新に対応し、更新時に30時間の受講を求められる免許状更新講習の一つとして、3月中旬にも文部科学大臣認定を受ける見込み。