国土交通省九州地方整備局河川部の主催、一般社団法人九州地域づくり協会と一般社団法人北部九州河川利用協会が共催する「河川の維持管理技術に関する講演会」が、2月17日に福岡第二合同庁舎2階第2~第5会議室で開催される。
近年、降雨が局地化・集中化・激甚化し、防災・減災に向けて日頃の維持管理の重要性が高まっている。一方で、高度経済成長期に造られた多くの構造物が耐用年数を迎えることから、河川管理技術者の技術力向上を目的とした講演会を開催する。
当日は、一般社団法人全日本建設技術協会の中嶋章雅専務理事が今後の河川管理の方向性について講演。国土技術政策総合研究所河川研究室主任研究官の福島雅紀氏は、維持管理を見据えた河道設計について解説する。
また、宮崎大学の杉尾哲名誉教授が「多自然川づくりの維持管理」、九州地方整備局河川部河川情報管理官の宮成秀一郎氏が「九州のこれからの河川管理」と題して、それぞれ講演を行う。
時間は13時40分から17時30分まで。参加無料。定員は150人(先着順)。参加希望者は、九州地方整備局のホームページ等で入手できる所定の申し込みフォームに必要事項を記載し、メール(kasenkanrika2@qsr.mlit.go.jp)で申請すること。
講習会は、河川技術者教育振興機構のCPD認定プログラム、土木学会技術推進機構のCPD認定プログラムとして申請中。問い合わせ先は、国土交通省九州地方整備局河川部河川管理課(電話092‐476‐3527)。