日向市は、災害時に発生する災害廃棄物を適正かつ円滑・迅速に処理するため、一般社団法人宮崎県産業廃棄物協会、日向環境株式会社及び県北産廃事業協同組合、宮崎県環境保全事業連合会と災害廃棄物の処理等に関する協定を締結した。
11月13日に各団体及び事業所の代表が日向市役所を訪れ、市と協定書を取り交わした。宮崎県産業廃棄物協会(安在哲幸会長)が締結した「災害時における廃棄物の処理等に関する協定」では、災害時に発生する廃棄物の撤去や収集運搬、処分などを支援する。
日向環境株式会社(細川秀則代表取締役)と県北産廃事業協同組合(山口久一代表理事)は「災害時における廃棄物の仮置等に関する協定」に基づき、仮置や適正管理、処分を行うために必要な土地の一時提供、災害廃棄物の整形及び適正保管などに取り組む。
宮崎県環境保全事業連合会(岩本晋時会長)と締結した「災害時におけるし尿等の収集運搬に関する協定」では、し尿等の収集運搬に必要な車両提供と人員確保、資機材の提供、仮設トイレの設置に関する技術的支援、処理施設への運搬などを行う。