▲写真は挨拶する牛島会長、見学会の模様、開会式の模様、
一般社団法人宮崎県電業協会(牛島宏会長)は17日、県立延岡工業高等学校の生徒を対象とした「人材育成事業現場見学会」を開催した。同校の電気電子科に通う1年生39人と共に、延岡市清掃工場(夢の杜)や妙田下水処理場を見学した。
公共施設における電気設備等の見学を通じて、建設現場における電気工事の施工内容や技術等についての知識を習得し、電気工事業に対する理解を深め、将来の職業選択の参考にしてもらうことを目的に実施されたもの。
開会式で牛島会長は、人が生活していく上で電気や電子が必要不可欠であることを強調。見学会で学んだことを今後の勉強に役立ててもらい、電気工事業に対する理解や関心を深め、将来は社会インフラの担い手として活躍してもらえるよう呼び掛けた。
清掃工場の見学では、施設係の梁田英明氏が施設の概要や設備について説明を行い、焼却設備や発電設備、中央制御室などを見学した。
妙田下水処理場では、延岡市上下水道局下水道課施設係の清水佑一郎氏が公共下水道事業や下水処理施設について説明。施工中の電気棟の電気設備工事の概要について、西南電気現場代理人の馬原巧氏が説明を行った。
生徒達は、非常用発電機や電気室、中央監視室、消化ガス発電施設等のほか、電気棟の施工状況も見学した。閉会式では、生徒の代表が「様々な設備を見学させていただき、進路選択の参考になった」と御礼の言葉を述べた。