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高校生に建設業の魅力をPR 出前講座と現場見学会

      

▲写真は見学会の模様

 一般社団法人宮崎県建設業協会は2月4日、日章学園高等学校の生徒を対象とした出前講座と現場見学会を開催した。同校の2年生約100人を対象に、出前講座で建設業が果たす役割や魅力・やりがいを伝えたほか、稼働中の建設現場を訪ね、現場の仕組みや施工プロセス、現場に導入している最新技術などを紹介した。

 宮崎県建設業協会では、建設産業の健全な発展や担い手の確保・育成、業界のイメージアップを図ることを目的に、若年者の入職促進や人材育成に係る各種事業を展開。高校生等を対象とした出前講座や現場見学会、インターンシップなどに取り組んでいる。

 出前講座では、宮崎地区建設業協会の戸敷泰士理事と宇治橋信雄理事が講師を務め、建設業が地域に果たす役割や魅力、達成感などをPR。その後、宮崎国スポのホッケー競技の会場となる都農町の藤見公園に移動し、多目的広場整備工事の施工を請け負う株式会社河北の担当者から、ICT施工などについて説明を受けた。

 午後からは、株式会社藤元建設が施工する木脇高岡線太田原工区(仮称)宮王丸橋下部工工事(P2)の現場を見学。発注者である宮崎県高岡土木事務所の担当者が、国富スマートICへのアクセス向上や周辺道路の渋滞緩和といった事業の目的を解説し、現在は延長約250mの橋梁の下部工を施工していることを説明した。

 生徒達は3つの班に分かれて現場を見学。現場担当者がイラストを用いて橋脚の構造を説明するとともに、構造物を安定させるため、地中深くの支持層まで杭を打ち込んでいること、出水期には工事を停止するため、工期が長期間に及ぶことなどを説明した。また、現場で使用するバックホウの試乗体験やドローンの操縦体験も行った。

 見学会に参加した男子生徒は、「前から重機のオペレーターに興味があった。講義では、建設業がAIに代替されにくい職種であることを知ることができた。実際に現場を訪ねてみて、とても楽しく、将来の参考になった」と話した。