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道路・交通NWの整備など、後期基本計画案 串間市

 串間市は、2026~30年度の5箇年を計画期間とする「第六次長期総合計画後期基本計画・総合戦略案」をまとめた。時代の潮流や国の動向を踏まえ、「豊かな自然と共存しみんなで創り育てる多様性と持続性のまち くしま」を目指し、地域特性を生かした強い経済の創出や豊かな生活環境づくり、魅力づくりに取り組む。

 後期計画案では、前期計画の施策体系を踏襲し、▽市民活動・行財政分野▽保健・医療・福祉分野▽教育・文化分野▽産業振興分野▽生活基盤分野▽環境保全分野―の各分野ごとに取り組む施策を整理。また、国の「地方創生に関する総合戦略」の趣旨を踏まえ、全庁体制で地方創生に資する取り組みを推進するとした。

 生活基盤分野では、「道路・交通ネットワークの整備」として、東九州自動車道や国道448号、国道220号の整備促進を関係機関に要望するとともに、将来の財政的負担を踏まえ、市道整備や橋梁長寿命化等を計画的に進める。港湾機能が十分に発揮できるよう、福島港の整備を要請するとともに、関係機関と連携して利活用を図る。

 また、「住宅・市街地の整備」として、中心市街地に於ける交流人口の増加を図る施策を進めるとともに、公的機能等を集積したコンパクトシティの形成を目指す。市営住宅については、入居状況や耐用年数を勘案した改修・長寿命化等を実施するとともに、更新時に集約化を図るなど、居住ニーズに応じた整備と維持管理を進める。

 環境保全分野では、「上下水道の整備」として、老朽化した配水管路の更新や水道施設の適切な維持管理、水道施設の耐震化、持続的で効率的な水道事業の運営、多様な手法による水道未普及地域への水供給の検討、利用ニーズや人口動向を勘案した下水道施設の維持管理・修繕・更新、合併処理浄化槽の設置補助等に取り組む。

 また、「公園・緑地の整備及び水辺の保全」として、市民のスポーツ・レクリエーションやスポーツキャンプ等の誘致活動に取り組むための施設維持・整備に重点を置きつつ、災害拠点施設としての視点から総合運動公園の整備に取り組むとともに、市民広場や各都市公園、地区公園等の遊具や設備等のメンテナンスを行う。

 さらに、「景観の保全・形成及び土地利用」として、自然的景観やまちなみ等の計画的な保全と景観形成を推進。土地の有効活用を図るため、無秩序な開発行為や無届での土地の売買等の未然防止、適正な土地利用への誘導に努めるとともに、地籍調査を通じて土地の境界や所在を明確にすることで、土地の有効活用を促進するとした。

 目標を定量化する指標として、串間市国土強靭化地域計画に掲げる市道整備率を30年度に41.0%(24年度=10.1%)、市営住宅の耐震化率を99.0%(同73.9%)、配水池の耐震化率を40.6%(同28.4%)、地籍調査の進捗率を62.4%(同48.2%)と設定する。

 計画案はホームページや市役所・各支所で公開し、市内居住者等を対象に2月9日まで意見を受け付ける。