都城市は12月11日、条件付一般競争で「高城総合支所複合施設整備事業図書館増築(建築主体)工事」及び「同(電気)工事」の入札を執行し、建築主体は桜木・ツモル特定建設工事共同企業体が3億7930万円、電気はマエムラ電設が5220万円で落札した。工期はいずれも2027年2月26日まで。
経年劣化への対応や施設利用者の利便性向上を図るため、現総合支所に隣接する高城生涯学習センターを総合支所機能、地区公民館機能、図書館機能を集約した複合施設としてリニューアルする計画。複合化により、機能性や利便性の向上を図るとともに、施設のランニングコストの低減に繋げる。
工事は4期に分けて実施。第1期工事では、高城生涯学習センター西側に隣接して図書館等(RC造平屋建延べ687.38㎡)を増築する。第2期工事で、増築部分に高城生涯学習センター既存図書館の機能を移転した後、旧図書室及び生涯学習センターの管理スペース等を改修し、総合支所機能を移転する。
総合支所機能を生涯学習センターの改修部分に移転した後、第3期工事で現在の高城総合支所庁舎及び自動車車庫等を解体。第4期工事で、敷地内に自動車車庫及び倉庫を新築する。全体の事業期間は24~28年度を計画する。
今回の工事では、第1期にあたる図書館増築に係る各種工事を施工する。公表価格(最低制限価格)は、建築主体が3億7950万円(3億4983万8280円)、電気が5318万円(4849万0481円)だった。同日に入札を予定していた管工事は、入札参加申請がなかったため入札を中止し、12月3日に再公告した。