▲写真は作業の模様
日南地区建設業協会青年部(清水晃嗣郎部長)は12月12日、油津地域協議会や油津港湾事務所と合同で、2025年度のボランティア活動を行った。早朝から行われた作業には、青年部員らを中心に約50人が参加。堀川橋周辺と人柱公園等の清掃作業に心地良い汗を流した。
清掃ボランティアは、地域貢献活動の一環として青年部が定期的に実施しており、今回は「第18回堀川クリーン作戦」に合わせて活動を行った。
開始式で挨拶に立った油津地域協議会の細田勝代表は、協会青年部の保有している草刈り機や高圧洗浄機といった特殊な機器を使用し、普段できない部分の清掃を行うことができる点に感謝の意を示した。
一方で、少子高齢化などを背景に、同地区の保存が難しくなる可能性を指摘。堀川クリーン作戦が油津地区の保存に欠かせない活動であることを強調し、こうした状況を踏まえ、「次の守り手である若い世代にバトンを渡せるよう、情報発信や継続的な活動を行っていく」と意気込みを述べた。
作業内容について説明があったのち、堀川橋周辺班と人柱公園班の2つのグループに分かれて作業を開始した。参加者は、堀川地区周辺のゴミ拾いを行ったほか、草刈り機を使用して雑草を除去したり、高圧洗浄機で橋の欄干や階段汚れの清掃作業などを行った。終了後には周囲は見違えるように綺麗になっていた。