宮崎県は、2025年度「非住宅木造設計支援事業」の2次募集を開始した。非住宅分野における木材利用を推進するため、民間事業者等が行う県産材を活用した中大規模建築物等に係る設計に対して支援を行うことにより、木の魅力あふれる空間を創出するとともに、県産材の利用拡大を通じた林業の振興及び地域の活性化を図る。
同事業では、県内における県産材を活用した非住宅施設の新築または増築に要する経費のうち、実施設計費に対して助成する。補助対象者は個人または法人。補助率は、補助対象費用の3分の1以内(設計者がみやざき木造マイスターの場合は2分の1以内)で、補助金の上限額は200万円とする。
対象施設は、非住宅施設のうち木材使用数量(材積)の70%以上が県産材である中大規模建築物等(延床面積が500㎡以上の木造建築物及び新たな用途・分野への木材利用を促進する木造施設等、知事が特に必要と認める施設)であること。また、単位面積当たりの木材使用量が、実施要領に示す目標値以上であること。
事業の実施希望者は、所定の事業計画書に必要事項を記載し、関係資料等と合わせて2026年2月20日までに西臼杵支庁または各農林振興局の林務課へ提出する。予算の状況によっては、募集期間中に終了する場合がある。
詳細はホームページ(トップ→しごと・産業→林業→生産・利用・流通→非住宅木造設計支援事業の募集)で確認できる。問い合せ先は、環境森林部山村・木材振興課みやざきスギ活用推進室木材利用拡大担当(電話0985-26-7156、メールmiyazaki-sugi@pref.miyazaki.lg.jp)。