▲写真は挨拶する岩下支店長、大会の模様
ダイキンHVACソリューション九州株式会社宮崎支店(岩下浩明支店長)は10月24日、同支店で2025年度の「安全大会」を開催した。同社及び協力会の「新匠会」から約30人が参加。大会を通じて、無事故・無災害の達成に邁進することを誓った。
大会で挨拶に立った岩下支店長は、ちょっとした油断や焦りが重大な労働災害に引き起こすと指摘。安全大会を通して、大切なものを感じ取り、安全に対する意識を高く持つことが労働災害の撲滅に繋がると話した。
さらに、現場での事故を例に挙げ、安全に対する認識を見直す必要性を強調。「安全は全ての事柄に優先する」という認識が最も重要と説き、「今後も新匠会全員で安全に対する思いを共有し、一致団結しながら安全活動を行って」と呼び掛けた。
安全講習では、同社工事部の山本陽介氏が全国及び県内の労働災害の発生状況等を解説。過去の災害事例を説明し、安全作業の徹底を訴えた。また、25年度の重点取組として、▽熱中症対策▽安全保護具と使用前点検▽腰痛の発生―の取組方針を確認。各取組の詳細な対応策などを学んだ。
同社工事部の中武忍氏は、自社で発生した重大事故事例を踏まえた臨時安全重点教育も実施。ダイキングループと同社に関わる全ての者が安心して現場に臨めるよう、安全管理の徹底を強く訴えた。
山本氏は、今年度の安全スローガンも担当。「高めよう 安全意識と確かな技術 みんなでめざそう ゼロ災害」と発声を行い、参加者全員でこれを唱和。ゼロ災害の達成に向けて、安全意識の更なる高揚を図った。
大会ではこのほか、メーカーによる講演や展示物の紹介も併せて実施。株式会社極東商会が脚立講習や安全対策備品及び最新工具の解説、オーケー器材株式会社が自社新商品や省工事部材の紹介を行い、製品の特長や使用時に際する注意点などを学んだ。