飼料・肥料・動植物油脂等の製造や産業廃棄物の収集運搬・処理処分を行う南国興産株式会社(弓削昭男代表取締役社長)は、国内肥料原料の流通拡大を図るため、都城市に造粒工場を整備する。10月23日付で宮崎県の立地企業(増設)に認定された。
今回の計画では、鶏ふん発電ボイラープラントから産出される鶏ふん燃焼灰を、国産のりん酸、カリウムを含む肥料製品や肥料原料とするための造粒プラント施設を整備する。
設置場所は都城市高城町有水字渕ノ元で、工場の延床面積は1516.24㎡。設備投資額は10億7340万円を見込む。計画によると、11月に着工し、2026年9月の完成、同年10月の操業開始を目指している。