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建築主体は志多組が落札 都農食肉衛生検査所

 宮崎県は10月2日、条件付一般競争で「都農食肉衛生検査所建設主体工事」の入札を執行し、志多組が2億7699万8000円で落札した。都農食肉衛生検査所(RC造2階建延べ769㎡)及び渡り廊下(S造平家建延べ12㎡)の建築主体工事及び外構工事を施工する。工期は356日間。

 全国でもトップクラスの食肉生産県として、海外への食肉輸出も行っていることから、安全な食肉生産のための高度な各種検査及び衛生管理指導を行い、県産食肉の輸出量増加に繋げるため、先進的な機能を果たす検査機関として、都農町川北のミヤチク都農工場敷地内に施設を建て替える。

 入札は施工体制評価型総合評価落札方式(特別簡易型)で行い、低入札価格調査制度を適用した。参加業者は、志多組、松本建設、岩切建設(高鍋町)、都北産業の4社。予定価格は2億9922万7000円、調査基準価格は2億7531万2888円、失格基準価格は2億6032万7490円だった。金額は税抜。

 同日には、同じく条件付一般競争で電気工事の入札も執行し、延岡十電舎が8980万5000円(予定価格9376万8000円、最低制限価格8631万4507円)で落札。管工事の入札も予定していたが、入札参加者がいなかったため不調とし、10月10日付で再公告した。11月4日に開札する。