西日本高速道路株式会社九州支社は8月29日、同社が宮崎県内で進めている東九州自動車道宮崎パーキングエリア~清武インターチェンジ間(延長3・7㎞)の4車線化について、2025年冬頃に工事が完成する見込みとなったと発表した。具体的な工事の完成時期については、事業の進捗を踏まえあらためて発表する。
暫定2車線区間の4車線化は、「防災・減災、国土強靱(きょうじん)化のための5か年加速化対策」に盛り込まれた施策。国土強靱化に資する道路ネットワークの機能強化として、財政投融資を積極的に活用し、災害・渋滞・事故発生状況を踏まえて抽出した全国の暫定2車線区間を対象に、路線の整備を進めている。
九州管内では、19年度から宮崎PA~清武IC(宮崎市生目~宮崎市清武町船引)を含む東九州自動車道の4区間で事業に着手。宮崎PA~清武ICに関しては、秋頃から車線の切替を行い、冬頃から完全4車線化に以降する。県内ではこのほか、東九州自動車道の高鍋IC~西都IC間でも4車線化工事が進められている。