▲写真は挨拶する河野支部長、研修会の模様
宮崎県土木施工管理技士会日南支部と日南地区建設業協会(河野直継支部長・会長)が主催する2025年度の「土木施工管理技術研修会」が、7月31日に日南市のテクノセンター内で開かれた。研修会には、管内の土木工事に携わる技術者ら多数が参加。安全で高品質な施工を実施するために留意すべき事項などを熱心に学んだ。
挨拶で河野支部長は、災害が頻発・激甚化する昨今、建設業に携わる各自が地域の守り手であるという意識を今以上に高めていく必要があると指摘。いかなる状況でも、いち早く復旧・復興作業を行えるよう、事前の準備の徹底を呼び掛けた。
また、担い手の確保や従事者の高齢化による技術継承問題にも言及。労働力の確保や優秀な人材の育成に関して、行政や関係団体とも連携しながら、「資格取得や技術力向上のための講習会を積極的に行い、魅力ある建設業の発信を続けていく」と述べた。
来賓挨拶で宮崎県日南土木事務所の新見勉工務課長は、建設業が社会資本の担い手として、将来にわたって役割を果たし続けるための改正品確法の重要性に触れ、「県としても、働き方改革や生産性の向上に繋がるような発注を心掛けていく」と話した。
研修の講師も務めた新見課長は、「最近の土木行政」と題して講演。工事検査課工事検査専門員の岩浦祥太郎氏と榎木園忠氏は、公共工事を取り巻く最近の情勢について説明を行ったほか、事例を交えながら検査時の指導・助言事項を解説した。
質疑応答では、検査等に於ける現場での注意事項等や施工上の留意点、工事書類の簡素化要領といった幅広い質問に対し、新見課長ら5人の講師が回答した。参加した技術者は、今後の業務に活かそうと、積極的に質問を行い、熱心に回答に聞き入っていた。