▲写真は挨拶する池田会長、大会の模様
西都地区建設業協会(池田博会長)は7月22日、西都建設会館で2025年度の「建設業安全衛生推進大会」を開催した。大会には、会員企業の代表や技術者ら約50人が参加。労働災害防止をテーマとした安全講話等を通じて、安全意識の更なる高揚を図り、無事故・無災害の現場づくりに邁進することを確認した。
挨拶に立った池田会長は、毎年開催している大会を「労働災害防止の重要性を再認識する場とし、無災害の継続に向けて邁進してほしい」と述べ、意義ある大会となるよう呼び掛けた。さらに、職場に於ける熱中症対策の義務化についても言及し、熱中症の重篤化を防ぐため、体制整備・手順作成・関係者への周知を図るよう求めた。
来賓挨拶で宮崎労働基準監督署の新盛末弘署長は、自主的な安全大会の開催に敬意を示すとともに、全国安全週間のスローガンに込められた意図を紹介。「労働者が安全で安心して働ける環境づくりに向け、初心に立ち返り、基本をしっかり遵守して」と述べ、安全意識の向上と成熟した安全対策の取り組みに期待を寄せた。
安全講話では、宮崎労働基準監督署安全衛生課の田邊圭課長が「建設業に於ける労働災害防止」をテーマに講演。管内の建設業に於ける死傷労働災害の発生状況や災害事例を踏まえた発生要因、再発防止策を解説したほか、熱中症対策のポイントを説明した。
特に、一人作業中は熱中症のリスクが高まることから、作業環境・健康状態の管理や定期的な休憩、こまめな水分補給などに努めるよう呼び掛けた。
また、「県土整備部発注工事の事故傾向」をテーマに講演した宮崎県西都土木事務所道路課の松井幸太郎課長は、過去10年間に於ける事故を現場経験年数や年齢、時間帯別のデータを使って解説。実際に発生した事故事例を踏まえ、発生要因や再発防止対策を説明し、現場作業者の安全意識の向上を求めた。