▲写真は挨拶する喜内社長、大会の模様
有限会社テクニカル・キナイと株式会社喜内(喜内靖公代表取締役)は7月12日、同社会議室で2025年度の「安全大会」を開催した。大会には、両社及び協力会社から約70人が参加し、無事故・無災害の達成に向けて邁進することを誓った。
大会の冒頭、来賓として招かれた野崎幸士宮崎県議会議員らが挨拶。主催者挨拶で喜内社長は、「安全」が常に最優先事項であることを念頭に、一人ひとりが現場の主役であるという強い意識のもと、各工程の手順をしっかりと守りながら作業にあたるよう呼び掛けるとともに、力を合わせて無事故・無災害へ邁進していこうと思いを述べた。
表彰式では、▽最優秀社員賞=唐木友也氏▽最優秀協力会社賞=徳剛建設▽安全スローガン最優秀賞=原口眞二氏▽九州一三会(松田都市開発)会長賞=橋川孝一氏▽宮崎県トラック協会長表彰・運転手賞=日高勝彦氏▽戸髙コーポレーション安全標語優秀賞=松浦みよ子氏―の各受賞者に、喜内社長から賞状と記念品が手渡された。
安全講話の第一部では、独立行政法人自動車事故対策機構の三浦翔氏が「あなたは本当に『みて』いますか?」と題して講演。人間の「視る」をテーマに、人の目が如何に錯覚を起こしやすいかを事例をあげながら解説し、見えている環境を過信せず、事故防止に向けてしっかりとした確認が重要であると説いた。
同じく第二部では、ユニバーサルリスクソリューション株式会社の松本達一氏が講話を実施。交通事故や建設業における労働災害発生状況を説明したほか、今年から強化された職場の熱中症対策において、WBGT値(暑さ指数)を活用した作業場における予防対策の取り組みなどを分かり易く解説した。
安全に関する勉強会では、現場で使用する重機について、洋南重機の担当者が日頃のメンテンナンスのポイントについて解説した。このほか、解体現場における担当者の安全面での体験発表や、喜内社長から日頃の体調管理への配慮、熱中症対策等に関する現場での留意事項などについて説明があった。
閉会宣言で和田真専務取締役は、安全に対する協力への感謝を述べるとともに、それぞれの感性を結集し、安全で一番を目指すと力強く宣言した。