公募型プロポーザル方式で「(仮称)みやざきこどもセンター基本・実施設計業務委託」の事業者選定手続きを進めていた宮崎市は、受託候補者に東畑・ごとう特定委託業務共同企業体を特定した。みやざきこどもセンター(延床面積約4500㎡)の整備に係る基本・実施設計を行う。履行期間は2026年9月30日まで。
育児や家庭環境の相談に応じる従来の「児童相談所」の機能に加え、家庭での虐待等で保護が必要になった子どもを一時的に預かる「一時保護施設」、全ての妊産婦や子ども、その家庭が安心した生活を継続できるよう、家庭の状況に応じた支援を切れ目なく行う「こども家庭センター」などの機能を集約した施設を整備する。
建設予定地は、宮崎中央公園の日本庭園部分(宮崎駅東1丁目2番2、敷地面積約6200㎡)。新施設には、▽市民開放エリア▽相談エリア▽心理エリア▽管理エリア▽一時保護エリア―の各エリアを配置し、来所者が訪れやすく、かつ来所者のプライバシーを確保できるよう、機能や諸室の特性に配慮した諸室配置や動線を計画する。
こうしたエリア構成や現段階の諸室計画をもとに算定した施設の規模を、延床面積約4500㎡と設定。基本設計段階で「ZEB Ready」を実現するための検討を行う。工事参考額は約32.9億円(税込)。25年8月~26年9月に基本・実施設計、27年3月~28年9月に建設工事を行い、29年4月の供用開始を目指す。
プロポーザルでは、市の有資格者名簿に登載された2者で構成する設計共同企業体を対象に、「来所者や子どもへの配慮」「施設への効率化や将来性」「周辺環境との調和」といった特定テーマに対する技術提案を求め、業務への取組姿勢や理解度などと総合的に評価を行い、受託候補者を特定した。税込の提案限度額は1億0140万円としていた。