▲写真は見学会の模様
宮崎県日南土木事務所は5月23日、日南地区建設業協会の協力のもと、日南市吉野方橋側道橋の工事現場で小学生を対象とした現場見学会を開催した。日南市立飫肥小学校6年生48人が稼働中の建設現場を訪ね、現場の仕組みや工事の進め方を学んだほか、重機試乗やレンガ橋作成、ドローンの操縦体験などに挑戦した。
当日は、一般県道元狩倉日南線で施工中の吉野方橋側道橋下部工の現場事務所に生徒や教諭が集合。主催者挨拶で日南土木事務所工務課の安部和希氏は、見学会の目的や工事概要などを説明するとともに、「ゼロから何かを造るのが土木の仕事の魅力。見学会や体験作業を通じて、土木の仕事の楽しさを知って」と呼び掛けた。
現場見学会では、生徒達が4つの班に分かれて▽座学による工事概要の解説▽ドローンの操縦体験▽重機の操縦体験▽レンガ橋の作成体験―を実施。初めて見る重機への試乗やドローンの操縦、自分達で作ったレンガ橋を歩いて渡るなど、今まで体験したことのない初めての経験に、各所から大きな歓声が上がっていた。
参加した生徒の一人は、「すべてが初めての経験で楽しかった。もっと色々な機械にも触れてみたい」と話した。