一般社団法人宮崎県警備業協会は5月10日と11日の2日間、宮崎市の宮崎県技能検定センターで「施設警備業務2級及び貴重品運搬警備業務2級」の事前講習を開催した。講習には、県内各地から施設警備38人、貴重品運搬警備9人が参加。熟練講師の指導のもと、各警備に必要な関係法規や基本動作等を熱心に学んだ。
事前講習は、各警備2級の検定資格試験を前に(今年は5月24日と25日)、協会が毎年実施しているもの。2日間にわたって、それぞれ学科講習と実技訓練を行った。
1日目は、各班に分かれて負傷者の搬送要領、警戒じょうの基本操作要領、出入管理要領等に関する実技訓練を実施。2日目は、警備業務実施の基本原則、警備業法、貴重品運搬警備業務車両の構造などの学科講習があった。
参加者は講師の指導に従いながら、熱心に受講していた。協会の川野勇造専務理事は、「検定資格を有する警備員が増えることで、警備業界全体のレベルアップにつながる。参加者全員が合格できるようバックアップしていきたい」と話す。