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宮崎県造園緑地協会 2024年度の奉仕活動を実施

      

▲写真は作業の模様

 一般社団法人宮崎県造園緑地協会(松浦龍次郎会長)は1月24日、国道220号宮崎南バイパス沿線で2024年度の奉仕活動を実施した。宮崎・日南・都城・小林の各支部の会員が中心となり、作業場所の草刈りや耕耘、菜の花の播種に汗を流した。

 奉仕活動は、バイパスを通行するドライバーや近隣住民に潤いと安らぎを与える癒しの空間を提供するため、協会の緑化啓発事業の一環として取り組んでいるもの。春夏秋冬、季節の花を楽しみながら、観光地や地域の文化に触れる「花旅みやざき365」にも貢献するなど、関係者から大いに喜ばれている。

 会員各社から約40人が参加する中、開始式で村岡慎一理事が作業手順を説明し、安全面への配慮を呼び掛けた。午前中は、各班に分かれてバイパス沿いの作業区間で草刈りと耕耘を行い、午後からは越冬品種の菜の花の播種を行った。

 村岡理事は「県内外から訪れる人達を満開の花々でお迎えし、心が和む空間を楽しんでもらいたい」と期待を込めた。播種した菜の花は、5月のゴールデンウィークあたりで見ごろを迎えるという。

 こうした活動が本県の観光振興に尽力し、地域経済の活性化に寄与したとして、宮崎県造園緑地協会は、公益財団法人宮崎県観光協会が実施する2024年度の観光功労者表彰を受賞している。