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新世代油圧ショベル、12月に販売開始 コマツ

▲PC200i―12

 コマツ(東京都港区)は、3Dマシンガイダンス(3DMG)を標準装備した新世代油圧ショベル「PC200i―12」を12月1日に発売する。顧客のICT施工のニーズに対応し、業界初という3Dマシンコントロール(3DMC)選択可能システムにより、3DMCの利用度に応じたプランの提供を可能にする。

 同機は、土木分野の主力機種である機械質量20㌧級の油圧ショベルをフルモデルチェンジしたもの。スマートコンストラクションと連携し、丁張りや検測作業、補助員の人数削減に貢献する。

 新開発の電子制御油圧システムの採用などにより、従来機に比べて燃費効率を20%改善。作業量18%、掘削力7%の向上を実現した。また、現場内の電線や配管などとの接触を自動で防ぐ「ジオフェンス機能」を業界で初めて装備。安全性・作業効率の向上に寄与する。

 問い合わせ先は、電話03(6849)9703。