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ゼロ災害達成へ気付きと行動を 旭建設が秋季安全大会

      

▲写真は挨拶する黒木社長、大会の模様

 旭建設株式会社(黒木繁人代表取締役社長)は10月25日、日向市内で2024年度の「秋季労働安全衛生大会」を開催した。大会には、社員及び協力会社の職員が参加し、講話や安全宣言を通じて更なる安全意識の高揚を図った。

 秋季労働安全衛生大会は、夏季安全大会以降、安全に対する意識が緩まないうちに再度安全について考える機会と捉え、事例を踏まえて安全の重要性を再認識するとともに、仮に事故が発生した際の影響の大きさを認識することを目的に開催したもの。

 大会は、川口正規常務が開会宣言を行い、村川政文労働安全衛生部長が安全衛生方針を唱和した。挨拶で黒木社長は、「人生を幸せに生きる」ため、安全大会の意義や目的を説明し、気付きに基づく行動をとってもらうよう、参加者に呼び掛けた。

 安全講話では、労働安全コンサルタントの村尾保義氏が「危険を忘れない」をテーマに、死亡災害を例に事故後の影響や再発防止対策を説明した。衛生講話では、フィジカルケア宮崎の常盤直孝氏が「作業動作特性による腰痛予防と対策」をテーマに、作業動作上の注意点や腰痛・転倒予防のポイントについて解説したほか、簡単にできるエクササイズなどの実技を交えた講話を行った。

 村川労働安全衛生部長は、アーク溶接作業主任者や足場点検者に係る新たな法令・規則について説明したほか、CG動画のZIKOZEROを活用した双方参加型討議を行い、各グループに分かれて、事故事例を踏まえた気付きや対策等を発表した。

 安全の誓いでは、土木部の福島竜也氏が「建設現場で働く全ての仲間たちの安全と健康を守ることは私たちの最優先の使命。今大会を契機とし、全員が一丸となって安全活動に取り組み、無事故・無災害の職場を実現する」と力強く宣言した。