建設ネット企画画像 四角 四角

法令を遵守し、安全な施工を ダイキンHVAC宮崎

      

▲写真は挨拶する向野支店長、大会の模様

 ダイキンHVACソリューション九州株式会社宮崎支店(向野法真支店長)は10月28日、同支店で2024年度の「安全大会」を開催した。同社及び協力会社の社員ら約20人が参加。大会を通じて、無事故・無災害の達成に邁進することを誓った。

 挨拶で向野支店長は、8月の日向灘沖地震や台風10号に伴う竜巻災害、各地で発生する豪雨災害を例に、急激な温暖化による異常気象が災害を引き起こしていると指摘。気候変動対策の強化が急務であり、グループ全体で温暖化対策を推進するとともに、省エネ製品の開発や普及啓発を通じたCO2の削減に取り組む考えを示した。

 一方で、施工に関する関係法令が年々厳しくなってきている現状を踏まえ、法令遵守を徹底する重要性についても言及。「法令遵守は企業としての責務であり、そこを確実に実行することが新たなビジネスチャンスに繋がる」として、「ルールを守り、安心・安全な施工を心掛けてもらいたい」と参加者に呼び掛けた。

 安全講習では、同社工事部の横山史則氏が県内の労働災害の発生状況等を解説。プロジェクターや資料を交えて災害事例を説明し、安全作業の徹底を訴えた。このほか、作業や事務手続きに関連する法令講習、VRを用いた現場の安全確認なども行った。

 同社工事部の渡邊浩生氏が「たゆまぬ改善 匠の技術で最高品質 新たな時代に あくなき挑戦」と今年度の安全スローガンを発声し、参加者全員でこれを唱和。今年度のゼロ災達成に向けて、安全意識の更なる高揚を図った。

 大会前には、同社空調営業本部テクニカルエンジニアリング部による「VRV7施工体験会」を実施。同社が取り組むカーボンニュートラル対策に適した業務用マルチエアコンを紹介し、製品の特長や施工に際する注意点などを学んだ。