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宮崎安全施設組合ら受賞 宮崎市交通安全功労者等表彰

      

▲写真は表彰式の模様

 宮崎市交通安全推進協議会と宮崎市は10月10日、市の交通安全に対して功労があった個人・団体等を表彰する「宮崎市交通安全功労者等表彰式」を開催した。推進協議会の会長表彰を受賞した宮崎安全施設事業協同組合ら5団体・2学校・個人5人のほか、全日本交通安全協会長表彰などの受賞者に表彰状と記念品を贈った。

 表彰制度は、交通事故の防止や交通安全意識の向上に貢献のあった個人や団体等を表彰するもの。主催者挨拶で、推進協議会の清山知憲会長(代読=帖佐伸一宮崎市副市長)は、長年にわたる受賞者の活動等に感謝の意を示すとともに、関係機関とも連携を図りながら、今後も活動等を継続してもらうよう、受賞者に呼び掛けた。

 表彰式では、推進協議会長表彰のほか、警察・交通安全協会・安全運転管理者等協議会長賞の受賞者に表彰状を手渡した。建設関連では、推進協議会長表彰の交通安全功労団体に宮崎安全施設事業協同組合、全日本交通安全協会長表彰(交通栄誉賞・緑十字銅章)の優良安全運転管理者に脇山孝氏(株式会社明光社)が選ばれた。

 このほか、宮崎県警察本部長と宮崎県安全運転管理者等協議会長の連名表彰では、優良安全運転管理者を日髙孝育氏(株式会社日米商会)と田村隆浩氏(宮崎ガス株式会社宮崎支店)、優良事業所を▽宮崎交通株式会社▽株式会社日米商会▽サンテル株式会社▽稲尾リース株式会社宮崎営業所▽九州消防株式会社―がそれぞれ受賞した。

 このうち宮崎安全施設事業協同組合は、ガードレールの清掃や道路脇の除草等を行う奉仕活動を各地で実施し、道路利用者等の安全確保に努めているほか、「秋の全国交通安全運動」に合わせて、交通量の多い宮崎市内の交差点でキャンペーンを展開し、歩行者や自転車利用者、通行車両に交通規則の遵守などを訴えている。

 表彰式で祝辞を述べた宮崎北警察署の迎修二署長は、管内の交通情勢が厳しい状況にあることを説明するとともに、事故のない安全・安心な環境を構築するためには、歩行者、自転車利用者、運転者のそれぞれが思いやりのある交通安全マナーを実践する必要があるとして、受賞者にこうした機運を高めるための協力を求めた。