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児童館を集約整備、設計はごとうが担当 木城町

 木城町は8月21日、指名競争で「木城町児童館・木城町児童クラブ新築工事設計業務委託」の入札を執行し、ごとう計画・設計が1180万円で落札した。児童館・児童クラブの集約整備に係る実施設計を委託する。委託期間は2025年2月28日まで。予定価格は1567万2000円だった。金額はいずれも税抜。

 児童館は、18歳未満の子どもが自由に利用することができる児童福祉施設。専門の職員(児童厚生員)を配置し、遊びを通じた子どもの健全育成活動を行う。児童クラブでは、保護者が就労等で放課後に面倒を見ることができない就学児童に対し、授業終了後に適切な遊びと生活の場を提供し、児童の健全な育成を図る。

 町内には現在、1973年建設の椎木児童館(S造平屋建延べ386㎡)と99年建設の高城児童館(同493㎡)があるが、経年劣化に伴う施設の老朽化や多様な子育てニーズへの対応を背景に、これらを2023年4月に開校した小中一貫の義務教育学校「みどりの杜 木城学園」に隣接する椎木児童館敷地に集約整備する。

 施設の規模や機能、配置等については、今回の設計業務の中で詳細を詰める考え。今年度に施設整備に係る実施設計を完了させ、来年度以降に工事を発注する見通し。