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アクティビティC設計、正浩設計が落札 小林市

 小林市は8月19日、指名競争で「すきむらんどアクティビティセンター整備事業建築物実施設計業務委託」の入札を執行し、正浩設計が629万5000円で落札した。2027年度の国民スポーツ大会の開催や各種大会・合宿等の誘致を見据え、すきむらんどにアクティビティセンターを整備するための実施設計を行う。

 27年度に本県で開催する第81回国民スポーツ大会で、小林市須木地区の小野湖はカヌー(スプリント)競技会場となっている。一方で、小野湖に隣接するすきむらんどでは、SUP等のアウトドア・アクティビティ事業を展開しており、そのニーズの高まりにより、今後も利用者の増加が見込まれている。

 こうした状況を踏まえ、各種大会や合宿等の誘致を含めた交流人口の拡大により地域活性化を図るため、アウトドア・アクティビティの拠点施設を整備する。

 新設するアクティビティセンターの規模は、木造平屋建延べ251㎡程度を計画。施設内には、アウトドア・アクティビティに関する受付案内・情報発信窓口や事務室及び会議室、売店・レンタル・交流スペース、更衣室・シャワー室、トイレ、艇庫等を配置する。概算工事費は8000万円程度を見込む。

 当該業務では、アクティビティセンターの新築に係る実施設計のほか、既設の倉庫及び便所(倉庫=S造、便所=木造、延床面積=120㎡)の解体に係る実施設計を行う。委託期間は2025年3月14日まで。税抜の公表価格は680万円だった。