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大和開発が2.3億で落札 山下橋A2下部工

 宮崎県は8月20日、条件付一般競争で「学園木花台本郷北方線山下工区(仮称)山下橋下部工工事(A2)」の入札を執行し、大和開発が2億3056万2680円で落札した。一般県道学園木花台本郷北方線に架設する山下橋のA2橋台(H=12.0m、場所打杭基礎(φ2000)L=21・5m×12本)を施工する。工期は330日間。

 学園木花台本郷北方線は、宮崎学園都市の中心部を起点とし、国道220号南バイパスとを結ぶ延長約4.5㎞の路線。清武川を跨ぐ山下工区(約1.1㎞)が未整備区間となっており、当該工区を整備することで、市内中心部へのアクセス強化や防災力の向上、都市近郊における円滑な移動の支援、交通拠点へのアクセス性の向上を図る。

 工区内に架設する山下橋(仮称)は、橋長397m、有効幅員14mのPC5径間連続箱桁橋。架設工法は、片持架設工法(片持架設用移動作業車架設)+固定式支保工架設工法を計画する。これまでにA1橋台工事やP1~P3橋脚工事を発注している。

 A2下部工の入札は、施工体制評価型総合評価落札方式(特別簡易型)で行い、低入札価格調査制度を適用した。入札の参加業者は9者(うち3者は低入札価格調査を辞退)。予定価格は2億5052万9000円、調査基準価格は2億3053万6201円、失格基準価格は2億1796万0230円だった。金額はいずれも税抜。