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宮崎港で青年部会が清掃活動 宮崎県産業資源循環協会

      

▲写真は活動の参加者、挨拶する月岡部会長、活動の模様

 一般社団法人宮崎県産業資源循環協会の青年部会(月岡秀一部会長)は、7月22日に宮崎港周辺で2024年度の清掃奉仕活動を行った。活動には、県内各地の青年部員に加え、県央支部の会員も参加。宮崎港周辺の林地や海岸沿いを巡回し、落ちていた段ボールやプラスチックゴミなどを丁寧に拾い集めた。

 青年部会の清掃奉仕活動は、公益社団法人全国産業資源循環連合会の青年部協議会が提唱するCSR(企業の社会的責任)に基づき、地域貢献の一環として、環境月間である6月に合わせて九州各地区で一斉に行っているもの。

 作業当日は、早朝から参加者が現地に集合。開始式で月岡部会長は、酷暑の中での作業であることを踏まえ、熱中症対策を十分に講じて作業してもらうよう呼び掛けた。照りつける日差しの中、参加者は大粒の汗を流しながら、周囲に落ちていた段ボールや空き缶、プラスチックなどのゴミを丁寧に拾い集めた。

 月岡部会長は、産業廃棄物の収集・運搬・処理等を担う事業者として、活動の意義を強調するとともに、「部員間の交流促進や業界のPRにも繋がれば」と期待を込めた。同協会の山下栄会長は、「地道な活動を継続することで、社会貢献に対する会員の意識も良い方向に変化している。今後も継続してもらいたい」と述べた。

 長年にわたる青年部会の活動は各方面から高く評価され、18年度には公益社団法人「小さな親切」運動本部の小さな親切実行章を受章している。