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ニシタチ夜市に瓦割り道場を初出展 宮崎中央瓦組合

      

▲写真は瓦割り道場

 宮崎中央瓦組合(湯浅晃生理事長)は、7月20日に宮崎市の繁華街・西橘通で行われた「ニシタチ夜市」に、瓦割り道場を出展した。週末の繁華街でのイベントということもあり、大人から子供まで幅広い世代が瓦割りに挑戦し、会場を盛り上げた。

 ニシタチ夜市は、家族で祭りを楽しんでもらおうと、2019年から開催しているもの。当日は、ステージイベントや盆踊り、ひょっとこ踊りなどが行われ、歩行者天国となったニシタチには、飲食や物販、射的ゲームなど多くの出展者が軒を連ねた。

 宮崎中央瓦組合が出展した瓦割り道場では、参加者が空手の道着とグローブを身にまとい、小さい子供は補助器具を使用して、申告した枚数の瓦割りに挑戦した。成功した際には、組合員が威勢のいい声を張り上げ、大きな鐘の音とともに、皆で成功を喜んだ。

 湯浅理事長は、日本人の瓦離れや職人不足などを背景とした厳しい業界の現状を踏まえ、「今回のイベントを機に、遮音性が高く、再利用できて、意のままに操ることができる瓦の魅力を多くの人達に知ってもらいたい」と期待を込めた。