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青島ビーチでゴミ拾いに汗流す 宮崎地区建設業協会

      

▲清掃作業の模様

 宮崎地区建設業協会(本部喜好会長)は7月13日、宮崎市の青島海水浴場で2024年度の「美化奉仕作業」を行った。活動には、会員85社の職員約100人のほか、宮崎市の帖佐伸一副市長や関係部署の職員が参加。訪れる人達に気持ちよく過ごしてもらおうと、早朝からビーチの清掃に取り組み、心地よい汗を流した。

 地域に貢献することを目的として、協会では1988年から毎年、青島美化奉仕作業を実施。海水浴シーズンに合わせて、会員企業の職員やその家族らが集まり、青島ビーチや青島本島で清掃作業を行っている。長年にわたる取り組みが高く評価され、これまでに全国海岸協会の海岸愛護功労者表彰などを受賞している。

 開始式で本部会長は、今年で35回目を数える活動への会員の協力に感謝の意を示しつつ、地域住民・団体のおかげで、近年はビーチが綺麗な状態に保たれていると説明。一方で、台風接近後には巨大な流木等が漂着し、重機や専用機器が必要になることを踏まえ、「地域の方々に期待される作業を継続していきたい」と述べた。

 宮崎市の帖佐伸一副市長は、長年にわたる協会の献身的な活動に感謝の意を示すとともに、これから本格的な台風シーズンを迎えることや、各地で線状降水帯による被害が生じていることを踏まえ、「皆さんの協力なしには、市民の安全・安心を守ることはできない」として、災害対応をはじめとする市政全般に協力を呼び掛けた。

 児玉清和環境安全委員長が作業内容や注意事項を説明したのち、参加者は作業を開始。ビーチの遊泳区域や青島本島に渡る弥生橋付近を中心に、ウミガメの産卵エリアに注意しながら、1時間程度かけて流木の欠片やペットボトル、タバコの吸い殻などのゴミを丁寧に拾い集め、トラックに積み込んでこれらを撤去した。