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9月3日に景観研修を開催 建設技術推進機構

 公益財団法人宮崎県建設技術推進機構は、9月3日に開催する2024年度「景観研修」の受講申し込みを8月6日まで受け付ける。建設業や測量設計業、造園業に従事する民間の技術者等を対象に、実務者に必要な景観に関する基礎的な知識の習得を図る。

 研修では、長崎大学大学院工学研究科の石橋知也准教授が「風景のとらえ方」をテーマに、対象地の地形や歴史を景観として読み解くことの重要性や視点場を正しく理解する手法などを解説。

 熊本大学くまもと水循環・減災研究教育センター外部協力研究員の増山晃太氏は、「風景のつくり方」をテーマに、現地調査で共有すべき内容や景観設計のアプローチ、公共工事における景観・視点場の捉え方を説明する。

 研修ではこのほか、各班に分かれて高千穂通り周辺をフィールドに現地調査を実施。これを踏まえた景観分析に係るグループディスカッションや全体ディスカッションを行う。

 開催時間は9時45分から17時05分まで。定員は15人で、申し込みは1社2人まで。研修経費は5000円。開催場所はみやざきNPO協働支援センター会議室(KITENビル内)。希望者は、ホームページ内の専用フォームから申し込む。

 研修に使用するテキストや受講証明書は、ホームページからダウンロードする。当該研修は、一般社団法人建設コンサルタンツ協会の継続学習(CPD)及び一般社団法人宮崎県建築士会CPD制度(建築CPD)のプログラム認定を申請する。

 詳細は宮崎県建設技術推進機構のホームページで確認できる。問い合わせ及び申し込み先は、土木課企画研修システム担当(電話0985-20-1830、FAX0985-20-1850、メールmks-25@mk-suishin.or.jp)。

研修案内