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新理事長に前畑智之氏を選出 宮崎県室内装飾事業組合

          

▲写真は挨拶する前畑新理事長、総会の模様

 宮崎県室内装飾事業協同組合(松本嗣夫理事長)は6月15日、宮崎市内で2024年度「第51回通常総会」を開催した。総会では、23年度事業活動報告及び収支決算報告書、24年度事業計画案及び収支予算案、定款の一部変更案などを原案どおり決定。任期満了に伴う役員改選で、新理事長に前畑智之氏を選出した。

 23年度の活動経過に関しては、組合パンフレットの配布や学校訪問を通じた業界PR、技能検定試験トライアル講習会及び防火壁装・防炎業務に関する講習会の開催、「高齢化社会におけるインテリア・ペットと共生するインテリア活用」をテーマとした研修会の開催、みやtheキッズモールへの参加協力等に取り組んだことを報告。

 一方で、24年度の事業計画に関しては、「50周年記念事業の成功」「各支部の本格的な活動再開」「施工技術者の国家資格取得の養成」を努力目標に掲げた。

 組合事業の一つである技能検定試験トライアル講習は、技術者養成に必要不可欠であると同時に、国家資格取得は業界の発展に向けた大きな原動力となることから、24年度も引き続き全面的な支援を行い、マナーやモラル等を兼ね備えた優秀な施工技術者を育て、国家資格の有資格者の拡大に結び付ける。

 宮崎県中小企業団体中央会の補助事業を活用して作成したパンフレットは、人材不足や業界の仕事内容を広く周知するために活用し、業界の知名度アップや雇用の一助として役立てる。各支部活動に関しては、団結と活性化のために積極的に会合等に取り組んでもらい、健全な支部環境の構築と支部の発展を促す。

 組合執行部は、次世代を担う幹部後継者の育成に目を向け、若い世代の登用も視野に、組織の充実を図る。今期で組合設立50周年を迎えることから、記念誌の作成をはじめ、記念事業の開催に向けた準備にも注力する。このほか、先進的な活動に取り組む他組合や内装メーカー・工場の視察研修も計画する。

*新役員は次のとおり(敬称略)
▽理事長=前畑智之(宮﨑ユニット工業)
▽副理事長=藤原賢治(八幡屋商工)、中村鉄兵(インテリアショップナカムラ)、秦豪彦(ハタ商会宮崎)
▽専務理事=藤原包佳(八幡屋商工)
▽理事=黒木淳(黒木内装)、福永裕幸(インテリア永幸)、秦龍郎(ハタ商会)、湯地浩利(久保装飾)、橋口丸夫(橋口室内デザイン)、大山博史(大山内装)、青山健吾(宮﨑ユニット工業)、廣前茂宣(ヒロマエAZ)、立山智洋(ピシャット内装)、松本寛紀(三和インテリア)
▽監事=川池光蔵(えびの装飾)、秦賢男(ハタ商会宮崎)。
※写真は組合提供