宮崎市は5月10日、条件付一般競争で「本郷地区交流センター長寿命化改修工事基本・実施設計業務委託」の入札を執行し、ごとう・森本特定委託業務共同企業体が1498万円で落札した。同センター(本郷南方字辻2793番地)の全面改修や昇降設備設置、管理棟増築、外構工事に係る基本・実施設計を委託する。
本郷地区交流センターは、1981年建設の管理棟(RC造2階建延べ338㎡)や大集会室(S造平屋建延べ561㎡)、2010年建設の会議室(S造平屋建延べ118㎡)のほか、便所棟、ポンプ小屋で構成。経年劣化が著しいことから、地域の交流や活動、生涯学習の拠点としての充実を図るため、施設の長寿命化を図る。
具体的には、既存施設全体の大規模改修(管理棟及び大集会室の外壁・屋根を除く)を行うとともに、管理棟にエレベーターを設置。また、本郷地域事務所は当該敷地外で業務を行っているが、敷地内に機能を移すため、管理棟を増築(100㎡程度)する。
当該業務では、本郷地区交流センターの内装、電気設備、給排水衛生設備、空気調和設備、換気設備の全面改修工事及び昇降設備設置工事、管理棟増築工事、外構工事に係る基本・実施設計のほか、管理棟の増築に伴う地質調査(ボーリング調査・標準貫入試験)や関係法令手続き、有害物質含有調査などを行う。
業務の委託期間は2025年2月14日まで。入札の参加業者は、ごとう・森本特定委託業務共同企業体と星山・エム・ティ・ピィ特定委託業務共同企業体の2者。公表金額は1880万3793円、最低制限価格は1492万3477円だった。金額はいずれも税抜。