宮崎市は、文化施設を恒常的に良好な状態に保つことができるよう、清武文化会館(清武町西新町6番5)の改修工事も計画する。2024~25年度に特定天井改修工事や電気設備・空調設備更新工事等を計画しており、総事業費約7.1億円のうち、24年度当初予算に約5億円を計上している。
1998年建設の清武文化会館(RC造一部SRC造3階建延べ6270㎡)は、半九ホールや小ホール、会議室、研修室、和室、図書室など、様々な諸室を備えた文化施設。経年劣化による不具合への緊急的な対応が求められているほか、ホールの特定天井を改修する必要があることから、年次的に施設整備を進める。
整備に向けて、市は22~23年度に外壁及び屋根改修工事実施設計業務(コラム設計)や特定天井改修工事実施設計業務(楠山設計)、大ホール空調設備更新工事実施設計業務(別当設計)をそれぞれ委託した。
4月時点の発注見通しでは、特定天井改修工事とエレベーター更新工事、電気設備工事の3件を公表。特定天井改修工事とエレベーター更新工事は第1四半期に随意契約で、電気設備工事は第1四半期に条件付一般競争入札でそれぞれ発注するとしている。工期はいずれも約12カ月を見込む。