▲写真は挨拶する工藤理事長、長友会長、学生交流会の模様
延岡電気工事業協同組合青年部(中谷洋行部長)は3月13日、県立延岡工業高等学校の生徒を対象とした「学生交流会」を開催した。電気電子科の2年生35人を対象に、グループ討議を通じて生徒と意見を交わし、電気工事業や地元企業の魅力をPRしたほか、将来の進路選択などについてアドバイスした。
進学及び就職を控える学生の不安や悩みについて意見を交わし、魅力ある電気工事業及び地元企業をPRすることで安心して入職してもらおうと、宮崎県電気工事業工業組合は県内各地で学生交流会を開催。今回は、延岡電気工事業協同組合青年部が主催し、親組合や宮崎県電気工事業工業組合青年部協議会の部員が協力した。
主催者を代表して挨拶した延岡電気工事業協同組合の工藤定信理事長は、電気工事業の現状や県外に劣ることのない企業が県内にも多数あることを説明。「先輩方の話しを今後の勉強に活かし、将来、私達と一緒に仕事ができることを期待している」と話した。
開催趣旨を説明した宮崎県電気工事業工業組合青年部協議会の長友光広会長は、「お互いに意見を出し合い、交流を深め、有意義なものにしていただきたい」と呼び掛けた。
グループディスカッションでは、生徒と青年部員が5つの班に分かれて意見を交換。生徒達は、インターンシップで学んだことや電気工事業に対するそれぞれのイメージを発表し、仕事の内容や休暇・給与等について尋ねた。生徒達からの質問に対して、青年部員が丁寧に回答し、自身の経験を交えながら進路選択についてアドバイスした。
意見発表では、各班の代表の生徒が「資格やコミニュケーションの大切さを学んだ」「電気工事業の知らない面を知ることができ、将来の選択肢が増えた」「仕事のやりがいやライフラインを守るという働く覚悟が大事だと学んだ」「資格も大事だが、コミュニケーションなど人間性を大事にして頑張っていきたい」と発表した。
中谷青年部長は、「生徒達の意見や考えを聞き、多様性を感じた。次世代を担う生徒たちに、将来、電気工事の仕事を選択してもらえるよう期待したい」と話した。
参加業者は次のとおり(順不同)=▽伊東電気▽岩田電業▽かたかべ電気▽▽岸田電業▽黒木電業社▽中城電設▽中谷電気▽旭陽電業▽松本電気工業▽工藤電業▽興電舎▽西南電気▽はまゆう電設▽富永電気工業▽寛電工業▽協同電設▽ショウ電。