▲写真は挨拶する甲斐支部長、見学会の模様
一般社団法人宮崎県電業協会(牛島宏会長)は3月6日、県立産業技術専門校の生徒を対象とした現場見学会を開催した。電気設備科1年生の15人が、西都市内で工事が進む特別養護老人ホームの建設現場を見学。電気設備工事の施工状況や資材、機器等について担当者から説明を受け、電気工事業に対する理解を深めた。
当該工事で電気設備工事を担当し、協会の西都支部長も務める株式会社甲斐電機工事の甲斐浩志氏は、「現場では自分の身は自分で守ることが何よりも大切」と、工事施工に於ける最も重要な心構えを説明し、「施工の様子を実際に見学できる貴重な機会を、学校での勉強や将来に役立ててもらいたい」と呼び掛けた。
その後、同社の甲斐高浩氏が、建物の構造や施設の役割、施工状況等の工事概要を説明。配置図や平面図を示しながら、具体的な工事の進捗状況を解説した。
説明後には、2つの班に分かれて、施設の内部を見学。施工中の各フロア、エレベーターや階段等の設置予定箇所、配管予定箇所等を巡回した。生徒たちは、担当者の説明に耳を傾けながら、施設の内部を興味深く見学していた。
生徒を代表して挨拶した郡司颯大さんは、「現場の雰囲気を肌で感じることができ、電気工事に対する理解を深めることができた。今回の経験を今後の就職活動に活かしていきたい」と感想を話した。