▲写真は激励式の模様
2月23日から26日まで福岡県の西日本総合展示場をメイン会場に開催される「第32回技能グランプリ」に、本県から造園や家具など6職種6人の代表選手が出場する。大会を前に、2月9日に宮崎県庁で激励式が行われ、佐藤弘之副知事や宮崎県職業能力開発協会の横田照夫会長らが出場選手を激励した。
技能グランプリは、23歳以下の若年技能者が技術を競う技能五輪とは異なり、特級・一級・単一等級の資格を有する熟練技能者が対象。技能の一層の向上を図るとともに、技能の重要性・必要性を社会にアピールし、その地位の向上と技能尊重気運の醸成に資することを目的に1981年から開催されている。
今大会は、福岡県の西日本総合展示場をメイン会場に、23日から26日までの日程で開催。全国から30職種に379人が出場する。本県からは、造園に山下真輝さん(一般財団法人みやざき公園協会)、園芸装飾に西府茂樹さん(株式会社東海グリーンワークス)、家具に土持弘聖さん(ファーニチャー横山)らが出場する。
9日に県庁で行われた激励式には、出場選手や関係者のほか、佐藤副知事や横田会長が出席。佐藤副知事は、「日頃培った技を競い合い、更に高め合うことは、本県の技能水準の向上や気運醸成を図る上でも意義深い。熟練の技を存分に発揮して」と激励した。
選手を代表して挨拶した染色補正に出場する桑山大実さん(きもの遊び)は、「日頃から鍛錬してきた技能を十分に発揮し、宮崎県代表としての誇りを胸に、正々堂々と競技することを誓う」と力強く宣誓した。