一般社団法人宮崎県浄化槽協会(石川武則会長)は、3月11日に宮崎市内で会員企業の技術者や宮崎県及び県内市町村の職員等を対象とした2023年度の「浄化槽維持管理研修会」を開催する。会場はJA・AZMホール(宮崎市霧島1丁目1番地1)の大ホール。開催時間は10時から15時50分まで。
公共用水域の水質や生活環境の保全、公衆衛生の向上等を図るうえで、生活排水処理における浄化槽の役割は大きく、技術者には適切な浄化槽の維持管理能力が求められている。研修会は、浄化槽に携わる技術者の技能向上を図り、浄化槽に係る諸問題の解決や最新技術の取得等を目的に開催するもの。
当日は、石川会長が研修会の開催趣旨等を説明。午前中に、公益財団法人宮崎県環境科学協会法定検査部検査課長の坂元司氏が「22年度浄化槽法定検査の実施状況」、株式会社ダイキアクシス環境機器事業統括本部の永山ひな氏が「ダイキ浄化槽XH型の維持管理・留意事項」をテーマに、それぞれ講演を行う。
午後からは、株式会社ハウステック事業本部事業統括部の山下宏氏が「ハウステック浄化槽の特徴と維持管理」、東浜商事株式会社の月足亮氏が「ロータリーブロワーの構造と維持管理」をテーマに講演。宮崎県環境森林部環境管理課水保全対策担当の甲斐浩平氏が「浄化槽適正管理に向けた現状と課題」について講演する。
研修会に関する問い合わせ先は事務局(電話0985-24-5103、FAX0985-24-5148)。