九州多自然川づくり協議会が主催する「第31回うるおいのある川づくりコンペ」が11月6日~7日に福岡市の九州大学西新プラザで行われ、宮崎県都城土木事務所が発表した「大淀川水系上流域における河道掘削工事の工夫とその後の変化」が、多自然川づくりに関して特に優れた課題に与えられる福留修文賞を受賞した。
コンペは、目指すべき水辺の将来像やうるおいのある川づくりを自由かつ柔軟に探り、具体的なイメージを共有するために開催しているもの。今年7月に宮崎県自然豊かな水辺の工法研究会が主催したコンペで金賞を受賞した国土交通省九州地方整備局宮崎河川国道事務所と、銀賞を受賞した都城土木事務所及び西臼杵支庁が出場した。
一方、宮崎河川国道事務所が発表した「八重川津屋原沼周辺の堤防整備と環境保全」は、環境整備事業部門の最も優れた課題として部門賞を受賞。さらに、国土交通省が主催し、12月12日~13日に国土交通大学校で行われた「全国多自然川づくり会議」で優秀賞を受賞した。