建設ネット企画画像 四角 四角

宮工生に電気工事業の魅力PR 宮崎地区電気工組青年部

      

▲写真は挨拶する富永部長、交流会の模様

 宮崎地区電気工事業協同組合青年部(富永申二部長)は11月2日、県立宮崎工業高等学校で学生交流会を開いた。電気科2年生の生徒を対象に、電気工事業や地元企業の魅力をPRしたほか、グループディスカッションを通じて、青年部員が自身の経験を交えながら、将来の進路選択等についてアドバイスした。

 学生交流会は、進学や就職を控える学生の不安や悩みについて意見を交わし、魅力ある電気工事業や地元企業をPRすることで安心して業界に入職してもらおうと、宮崎県電気工事業工業組合の青年部協議会が主体となって開催しているもの。

 開会式で富永部長は、「有意義な交流会にしよう」と挨拶。宮崎地区電気工事業協同組合の中村吉伸副理事長は、電気工事が日常生活を支えるとともに、常に新しいことにチャレンジできる仕事であることを説明し、「今回の交流会が、電気の仕事を将来就職の選択肢として考える機会になれば嬉しい」と生徒達に呼び掛けた。

 一方、開催趣旨を説明した青年部協議会の長友光広会長は、電気が生活に欠かすことができない重要なインフラであることを強調するとともに、「仕事だけでなく、進路や就職に際して不安に感じていることがあれば、気軽に相談してほしい」と話した。

 交流会では、電気工事の実演体験として、青年部員の指導を受けながら、生徒が幹線ケーブルの切断や圧着を体験。体験講話を行った上米良隆弘氏(三桜電気工業株式会社)は、現在の会社を選んだきっかけや仕事の内容を説明し、「会社と恋愛する感覚で、皆さんもこれから出会う職場や環境でベストを尽くして」とエールを送った。

 グループディスカッションでは、インターンシップで感じたことや電気工事業に対するイメージ等の事前アンケートの結果をもとに、青年部員が仕事の魅力ややりがいなどに関する各自の体験談を披露しながら、仕事における給与や休暇、資格取得の重要性、大学など県内外の進路後の就職に関する生徒の質問に丁寧に答えた。